普段自宅でよもぎ蒸しを楽しんでいらっしゃる方や、

サロンやエステ店に定期的に通っていらっしゃる方も、

「よもぎ蒸しをやる時間帯」について考えたことがないという方も多いのではないでしょうか？

 

今回は、より効果的によもぎ蒸しの効能を実感できる時間帯についてお教えします。

その前に、おさらいとして『よもぎ蒸しの効能』について触れておきたいと思います。

まだよもぎ蒸しを体験したことはないけれど、興味があるという方は是非一度目を通してみてください。

 

 

婦人科疾患予防・改善

 

よもぎ蒸しを愛用されている方の中でもっとも多いのが、こちらの

「婦人科疾患や生理不順・更年期障害の予防」を目的されている方です。

漢方生薬の成分を女性器官に直接的に作用させ、体の芯から温めることで、

冷え性の改善や免疫力が向上します。

また、不妊治療にも効果があり、お客様から実際にご懐妊のお知らせをいただいたりもしています。

 

不妊治療にも最適　よもぎ蒸しで子宮環境を整え、健康なカラダに

 

 

殺菌消炎・デトックス作用

 

よもぎ蒸しから発せられる蒸気には強い殺菌力が含まれており、

消炎作用もあるので炎症やかゆみを抑え、様々な性病予防・改善にも効果があると言われます。

また、よもぎ蒸しをしている間は、大量の汗をかくので、血流が良くなり、

低下していた機能を活性化させ、大量の汗とともに体内の老廃物や毒素を排出してくれます。

 

 

ダイエット・美肌・アンチエイジング効果

 

よもぎ蒸しによる大量の発汗は、余計な水分や老廃物を除去するだけでなく、

体脂肪の分解・除去も促します。また、整腸作用もあるので、便秘にも効果的です。

さらに、よもぎ成分に含まれるシネオール・セスギテルピン・アミラーゼ・アデニンコリン・

クロロカルシウム・ビタミンABCDがシミ・そばかす・吹き出物にも効果覿面で、

同時に肌に弾力とツヤ、透明感を与えてくれます。

 

他にも、抗酸化作用がブロッコリーの100倍以上とも言われており、

老化の原因となる活性酵素をやっつけ、

体の内側からも外側からもアンチエイジング効果が期待できます。

 

 

ホルモンバランスの調整

 

内分泌ホルモンを主管する作用があり、女性機能や女性ホルモンに働きかけます。

そのため更年期障害などのホルモンバランスの崩れによるトラブルに効果的です。

また、リラックス効果も伴って、性的不満まで解消されるとも言われます。

 

 

産後の回復・膣や子宮の収縮

 

韓国由来のこのよもぎ蒸しは、もともと産後の弛緩した子宮や膣を収縮させ、

卵巣機能を正常化させる目的で利用されていました。女性器官に一番近い下腹部に上記を当て、

血液循環を促進することで、老廃物や脂肪質以外にも、

体内に溜まって汚くなった血のかたまりなんかも排出してくれます。

また、脂肪質が減ることで、体全体的のムクミも解消させます。

 

 

痔の改善

 

上記と同様、人間の粘膜は皮膚などよりも吸収率が高く、

よもぎをはじめとした漢方の成分は、肛門の粘膜へも吸収されます。

肛門の周りの血管のうっ血をやわらげ、粘膜の炎症を抑えることで、痔の改善や再発防止にもなります。

 

 

 

よもぎ蒸しでこれらの効果を一番発揮できる時間帯

 

排出のゴールデンタイム、それは、午前4時からお昼の12時頃です。

 

そうなんです、一般的にお店の営業時間とはあまりカブってません＾＾；

でも朝9時から開店サロンさんなどもあるので、

なるべく午前中にお店へ行ってみるといいかもしれません。

午前中は家事や育児で大変、お店に行くのは夕方から夜という方も決して効果がないワケではないので、

継続的によもぎ蒸しをしていれば効果は出てきますのでご安心下さい。

 

 

逆に、よもぎ蒸しをやらないほうがよい日

 

生理中、または妊娠中・産後2か月以内

体が大変デリケートな時期で、ホルモンの影響などもあるため控えましょう。

 

アルコールを大量に摂取した日

美容に気を使っている人ならあまり大量にお酒を飲むことも少ないかとは思いますが、

アルコールは血管を広げるので、座浴で血流をさらに促進してしまうと、

血管に大きな負担がかかってしまいます。大量に飲んでしまったなと思ったら、

なるべくその日はよもぎ蒸しをしないようにしましょう。
 

 

 

いかがでしたでしょうか。人によっては最適な時間帯を見つけるのが難しいかもしれませんが、

あくまでも「より効果的に」できるだけなので、

時間帯にとらわれずにいつもどおりのペースで楽しむのが一番かもしれません。

 

午前中割と時間が空いているという方は実践してみてください＾＾